<Header>
<Author: 李頎>
<Title: 寄司勳盧員外>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 盧司勳（ろしくん）員外（えんぐわい）に寄（よ）す>
<BookPage: 81>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
流澌臘月下河陽，
草色新年發建章。
秦地立春傳太史，
漢宮題柱憶仙郎。
歸鴻欲度千門雪，
侍女新添五夜香。
早晚薦雄文似者，
故人今已賦長楊。
<End Poem>
<Translation>
としのくれ、流氷が黄河の北岸に流れくだるころ、君はこの地をたった。そして新年になって都につかれたころは、建章官のあたりに草も芽ばえたことであろう。長安では太史の官が天子に奏上して立春の節を祝われるころ、君は尚書郎に任ぜられて、御前に咫尺し、いにしえの田鳳のように天子のお褒めにあずかるようなこともあろう。 北國へ歸る雁は、宮殿につらなる千の門の上に消え残る雪をあとにして飛び去ってゆくだろう。宮中に當直する君の部屋には、夜を通して薫じつづける香を待女が新しく足しそえてゆき、君はこの世ならぬ感じにふけっていられることだろう。そのうちに、 きっと揚雄のような文才のすぐれたものが推薦されて拔擢昇進されるにちがいない。 そういう人物はわが昔からの友人をおいて外にはない。今では、すでに揚雄の「長揚の賦」にも匹敵する名作を作っている君こそそれではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
としのくれ、流氷が黄河の北岸に流れくだるころ、君はこの地をたった。
そして新年になって都につかれたころは、建章官のあたりに草も芽ばえたことであろう。
長安では太史の官が天子に奏上して立春の節を祝われるころ、君は尚書郎に任ぜられて、
御前に咫尺し、いにしえの田鳳のように天子のお褒めにあずかるようなこともあろう。
北國へ歸る雁は、宮殿につらなる千の門の上に消え残る雪をあとにして飛び去ってゆくだろう。
宮中に當直する君の部屋には、夜を通して薫じつづける香を待女が新しく足しそえてゆき、君はこの世ならぬ感じにふけっていられることだろう。
そのうちに、 きっと揚雄のような文才のすぐれたものが推薦されて拔擢昇進されるにちがいない。 そういう人物はわが昔からの友人をおいて外にはない。
今では、すでに揚雄の「長揚の賦」にも匹敵する名作を作っている君こそそれではないか。
<End Formatted Translation>